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そんな方に限って、「よくあること」だからということで、あまり心配されていないのでは? もし強い痛みを感じたり、特に食道のあたりに痛みを感じられているのであれば、それは、逆流性食道炎かもしれません。 逆流性食道炎は、主に胃液が逆流して発生する食道の炎症で、食生活の欧米化、ストレスの慢性化などが主な原因とされ、最近の日本人に特に増えてきています。 具体的には、食道と胃のつなぎ目にあるバルブ(下部食道括約筋:LES)が緩んだり、食べすぎや胃のもたれで胃の圧力が高まることにより胃酸が逆流し、食道が炎症を起こします。 胃酸はpH 1.0〜1.5の強酸性。そのまま食道に滞在させると、食道裂孔ヘルニアや胃がん・食道がんの発症を促進させる原因にもなります。 逆流性食道炎の診断は、食道がんとの違いなどを正確に把握するため、内視鏡検査を行います。 当院の内視鏡は、最新の経鼻内視鏡(鼻から挿入する胃カメラ)を採用。機械が舌に触れないため、会話をしながら楽に ![]() “むねやけ”の兆候がある人は、揚げ物やいも類など、胃に残りやすく消化の悪いものを食べる際には注意が必要です。 予防のため、一度に食べ過ぎないことや、食後しばらくは座って過ごし横にならないこと、就寝後に症状が出る方は上体を高めにしておくと良い場合もあります。 このような“むねやけ”に思いあたる方は、医療機関での検査をお勧めいたします。
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