岡本こどもクリニック
  Hibワクチンとは(2)

ワクチンの効果


Hibワクチン受付のページもご覧ください。

医師会の資料からワクチンの効果についてお届けします。



「Hibワクチンとは(1)のページ」でお知らせしたように細菌性髄膜炎の実に
3分の2がHibによりおこされていることが表にするとよくわかります。



同様に、5歳までのお子さんがかかりやすい、また0〜1歳のお子さんに集中
しているというのもグラフにするとよくわかります。



Hibによる感染症は20人に1人がなくなるという恐ろしい病気である上、
命をとりとめても後遺症が残る割合も高いことがわかります。

ワクチン接種はこの恐ろしい病気から子どもを守る効果的な手段であることが
下記の表に示されています。



定期接種を米国で開始してから、0〜2歳未満での患者数が激減しています。
効果の高いワクチンであるとわかります。



2005年の調査では、欧州をのぞいたユーラシア大陸のほとんどと、アフリカ大陸
のほとんどの国でワクチンの接種は未実施でした。
今回、ようやく日本も実施国の仲間入りをするわけです。

誰もが望めば接種できるような体制を早期に
形作れるようにと望んでいます。